睡眠退行(スリープリグレッション)とは、それまで安定していた赤ちゃんの睡眠パターンが一時的に崩れる現象です。夜中に何度も起きたり、寝かしつけに時間がかかるようになったりします。
起こりやすい3つの時期
- 生後4ヶ月: 睡眠サイクルが新生児型から大人型に成熟する時期。深い睡眠と浅い睡眠の切り替わりが増え、覚醒しやすくなります。最も多くの赤ちゃんが経験する睡眠退行です。
- 生後8ヶ月: 分離不安の始まり、ハイハイやつかまり立ちなど運動発達の飛躍が重なる時期。日中の刺激が多すぎて夜の睡眠に影響します。
- 生後18ヶ月: 自我の芽生え(イヤイヤ期の始まり)と昼寝の移行期(2回→1回)が原因。「寝たくない!」と意思表示するようにもなります。
どのくらいで治まる?
ほとんどの睡眠退行は2〜4週間で自然に収まります。脳と体が成長している証拠なので、「一時的なもの」と理解することが大切です。いつもの寝かしつけルーティンを変えず、新しい寝かしつけの「癖」を作らないのが乗り越えるコツです。
💡 受診の目安
睡眠の急な変化が4週間以上続く場合や、日中のぐったり感が強い場合は、中耳炎やその他の体調不良が隠れている可能性があります。かかりつけ医に相談しましょう。