「うちの子、寝すぎ?」「もっと寝かせた方がいい?」。年齢によって必要な睡眠時間は大きく異なります。ここではアメリカ睡眠財団(NSF)のガイドラインを参考に、年齢別の推奨睡眠時間を解説します。
年齢別の推奨睡眠時間
💡 推奨睡眠時間(24時間あたり)
新生児(0〜3ヶ月): 14〜17時間乳児(4〜11ヶ月): 12〜15時間
幼児(1〜2歳): 11〜14時間
未就学児(3〜5歳): 10〜13時間
学童期(6〜13歳): 9〜11時間
思春期(14〜17歳): 8〜10時間
上記は昼寝を含む合計時間です。幼児期は昼寝を含めて計算しましょう。
睡眠不足が成長に与える影響
成長ホルモンへの影響
成長ホルモンは入眠後の最初の深い睡眠(ノンレム睡眠Stage3)で最も多く分泌されます。睡眠時間が短いとこの深い睡眠が不足し、成長ホルモンの分泌が減少する可能性があります。
脳の発達への影響
睡眠中に脳は日中の記憶を整理・定着させます。睡眠不足の子どもは注意力や記憶力が低下し、学業成績にも影響することが研究で示されています。
免疫機能への影響
睡眠は免疫システムの維持にも重要です。十分な睡眠を取っている子どもは、風邪やインフルエンザにかかりにくいことが知られています。
十分な睡眠を確保するためのヒント
規則正しい就寝・起床時間
平日・休日を問わず、同じ時間に起きて同じ時間に寝る習慣が最も重要です。週末に2時間以上寝坊すると、月曜日の朝に起きるのがつらくなります(ソーシャルジェットラグ)。
就寝前のスクリーンタイムを減らす
スマートフォンやタブレットのブルーライトは、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を抑制します。就寝の1時間前からはスクリーンを避けましょう。
寝室の環境を整える
- 暗さ: 遮光カーテンで部屋を暗くする
- 温度: 20〜22℃が快適(大人より少し涼しめ)
- 静かさ: ホワイトノイズマシンも有効
昼寝の目安
- 1歳: 午前・午後の2回(合計2〜3時間)
- 1歳半〜3歳: 午後1回(1〜2時間)
- 4〜5歳: 昼寝が不要になる子も。夜の睡眠に影響する場合は卒業のサイン
まとめ
「寝る子は育つ」は科学的にも正しいと言えます。睡眠は成長ホルモンの分泌、脳の発達、免疫の維持に不可欠です。お子様の年齢に合った睡眠時間を確保するために、生活リズムの見直しから始めてみましょう。